Wolfram|Alphaの「数学入力」数学の課題の答合わせが簡単になりました.誰でも無料で使えるこの「数学入力」機能を使えば,教科書と同じ表記で数式が入力でき,数式が2Dで表示されます.よく使われる書式のテンプレートを使えば,可視化や編集がよりよく素早くでき,結果も迅速に得られます.使ってみる
wolframalpha.comでの「数学入力」

「数学入力」の機能

簡単に入力できるテンプレート

テンプレートを使えば,よく使われる数学表記が時間をかけずに入力できます.基本数学,微積分,総和,ベクトル,行列,三角関数等のテンプレートがあります.

すべての「数学入力」の画像

自動変換

「数学入力」モードの自動変換機能を使えば,作業時間がさらに短縮できます."/"とタイプするだけで分数を表したり,"^"でベキ乗を表したりします.

自動変換の画像

Wolfram言語

Wolfram言語のユーザは,Wolfram言語を使って入力することもできます.対応するテンプレートがある場合は,入力は2D入力に変換されます.「Integrate[Sin[xy],x,y]」とタイプしてみてください.

数学入力にWolfram言語を使う例

「数学入力」の使い方

1「数学入力」タブを選ぶ

入力フィールドの下に「数学入力」タブがあるので,それを使って「数学入力」モードに切り換えられます.

機能のお知らせの画像

2入力する

「数学入力」モードにしたら,テンプレートを選んで数式を入れていきます.πや ∞ 等のシンボルも使えます.入力の際にテンプレートのプレースホルダを移動するには,キーボードの矢印キーまたはTabキーが使えます.タッチパネル用には,ナビゲーションに便利な矢印が提供されています.

ナビゲーションの矢印を示した携帯端末の画像

3カッコの対応機能とテンプレートのハイライト機能を使って,テンプレートに正しく入力していく

間違えずに入力できるよう,タイプしている間にも,対応しないカッコやテンプレートの入力部分が一目で分かる機能が備わっています.

対応しないカッコを示した画像

4「ステップごとの解説」を含む結果を得る

入力したら,いつも通りに答が得られます.Proユーザは「数学入力」で入力した問題でも「ステップごとの解説」が見られます.

「数学入力」機能における「ステップごとの解説」の画像